単身世帯の貧困率48%…全体世帯より17.8%高い=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.28 14:04
単身世帯の貧困率は47.8%と、全体世帯に比べ17ポイント以上高いことが分かった。貧困率とは世帯の所得が中位所得の50%未満の世帯の比率を意味する。単身世帯のうち高齢者の貧困率は70%を超え、他の年齢帯に比べて高かった。
保健福祉部は28日、ソウルのホテルで開催した第2回統計行政データ専門委員会で、こうした内容の「社会保障行政データでみる単身世帯社会保障需給実態分析」を発表した。社会保障行政データとは、2021年12月から施行された社会保障基本法改正案に基づき、部処・制度別に分散している個人単位資料を連係した統合データをいう。全国民の20%に相当する約1000万件の標本を抽出し、33の資料提供機関の行政データを仮名処理し、個人単位で結合して導出される。今回の単身世帯社会保障需給実態分析では、こうしたデータを基盤に▼全体世帯と単身世帯の比較▼単身世帯の特性別社会・経済的環境▼社会保障需給実態などに関する分析が行われた。