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韓国の即席めんに熱い人気…輸出1兆ウォン突破

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.21 08:37
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韓国の即席めんが「輸出1兆ウォン時代」を開いた。1963年に三養(サムヤン)ラーメンが誕生して60年、ベトナムに初めて輸出をしてから54年で輸出のドル箱に浮上した。

韓国関税庁の貿易統計によると、1~10月の即席めん輸出額は1兆208億ウォン(約1177万円)で、前年同期比24.7%増えた。業界は海外工場で生産し現地で販売する量を加えれば事実上1~10月の輸出額は2兆ウォンを超えるだろうと推定した。

 
市場ではコロナ禍と韓国コンテンツ人気がかみ合わさり輸出が急増したと分析した。業界関係者は「コロナ禍を経て主に家で食事をするようになり、一食の食事として適当な韓国の即席めんの長所が知られるようになった」と話した。また、ソーシャルメディア(SNS)で即席めんコンテンツが増え、韓国カルチャーが人気を呼び即席めんに対する関心が高まった。

即席めんは世界200カ国以上のうち3分の2ほどである128カ国に輸出される。輸出額でみれば中国向けが1億7445万ドルで最も多く、次いで米国向けが1億700万ドル、日本向けが4866万ドル、オランダ向けが4864万ドルの順だった。

海外販売拡大で収益性も改善した。農心(ノンシム)の営業利益率は2021年1-9月の3.8%から今年は6.8%に高まった。三養食品は3.2ポイント、オトゥギは1.3ポイント上昇した。

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    2023.11.21 08:37
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    米ロサンゼルス近郊にある農心の米国第2工場で現地社員が即席めんを生産している。[写真 農心]
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