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「赤ちゃんたち、早くおいで」…砲弾が飛び交うガザ、未熟児28人救出作戦

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.21 07:36
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イスラエルとハマスの間の戦闘が繰り広げられているガザ北部のアルシファ病院に緊急移送されたパレスチナの未熟児28人が20日(現地時間)、エジプトに渡ったと米国CNN放送が伝えた。

メディアによると、この日ガザ南部都市ラファのエミラティ病院から出発した未熟児28人がパレスチナ赤新月社(PCRS)の救急車などに乗ってラファ国境を越えてきたとエジプト政府関係者が確認した。子どもの親4人と医療スタッフ6人などが移送に同行した。

 
現場で取材をしていたCNN記者は「エジプト医療スタッフはラファ国境の向こう側でインキュベーターとともに未熟児を迎えた」と伝えた。医療スタッフは未熟児を国境で譲り受けてインキュベーターに入れた後、エジプト内の病院2カ所に移送した。

「未熟児救出作戦」は先立ってイスラエル国防軍がアルシファ病院を包囲して潜入作戦を行ったことで始まった。PCRSと世界保健機関(WHO)など国際機関は「インキュベーターの中で世話を受けるべき未熟児の命が危険だ」と問題を提起した。

アルシファ病院の電気供給が止まり、未熟児の体温維持と栄養供給にも問題が生じる危険があった。赤ちゃんはアルミホイルと毛布などに覆われたままケアを受けてきた。WHOによると、未熟児の中で11人が感染などの病気にさらされていた状態だった。

当初PCRSがアルシファ病院から南部に移送した人員は31人だったが、2人はガザ南部の病院の集中治療室で治療を受けている。1人は親が残っているガザ北部に残っているとCNNは伝えた。

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