相手国の首都狙ってドローンで攻防…再点火するロシア・ウクライナ戦争
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.20 16:41
ロシアとウクライナの戦争が冬を迎えて再点火している。週末の間に両国は相手方の首都に向けドローン数十機を送り込み攻撃した。ウクライナのゼレンスキー大統領は「結果を出す時間は多くない。迅速な作戦行動が必要だ」と反撃作戦の変化を示唆した。
BBCとガーディアンが19日に報じたところによると、ロシア国防省はこの日、「ウクライナがロシア領内の施設に対しドローンでテロ攻撃を試みた」と明らかにした。ロシア国防省によるとモスクワ北東部のボゴロドスキー上空でウクライナのドローンがロシアの防空システムにより撃墜された。モスクワに向かうウクライナのドローンが撃墜されたのは先月7日以来だ。
今回のドローン攻撃はロシアがウクライナの首都キーウに向け2日連続でドローン攻撃をしたことに対する報復措置とみられる。キーウの軍政当局トップ、ポプコ氏は、この日「2日連続敵(ロシア)がわれわれの首都を攻撃した。キーウを狙ったロシアのドローン20機のうち15機を破壊した」と明らかにした。前日にはロシアのイラン製ドローン38機のうち29機を撃墜したと発表した。ウクライナ軍によると2日間に行われたロシアのドローン攻撃は9月末以降で最大規模だ。