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【コラム】ノーベル賞受賞研究は一日で出てくるものではない=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.20 15:56
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10年ほど前、ある企業の役員陣と技術チャンピオン企業になるためのいくつかの戦略について議論したことがあった。興味深い議論をしながら、その企業の未来に希望と期待を抱くことになった。雰囲気が突然変わったのは、景気が悪化して新しい最高経営責任者が就任してからだった。コスト削減と効率性が最優先目標となり、真っ先に手をつけたところが技術開発に関連する組織だった。お金がかかるがすぐに役立たないという理由ですぐにリストラ対象となり、予算は実際に削減された。

役員陣と進めていた議論も当然中断した。景気が良くなって新しく登場した最高経営責任者は改めて技術中心企業を宣言し、研究開発投資をすると明らかにしたが、成果は伴わなかった。これでは企業の技術力蓄積は不可能だと直感した。

 
◆投資総量より投資持続性が重要

直感は良い研究問題の種になる。すぐに該当分野の世界1000以上の企業に関する、グローバル金融危機前後の数年間の成果データを集めた。質問は単純だった。危機後にまた回復する企業はどんな企業だろうか。まず考えたのは、危機以前に技術開発に多く投資した企業が危機後にもうまく回復するのではという点だった。

しかし統計分析の結果は期待とは違い、技術開発投資総量と危機脱出は関係がなかった。隠れた秘密は技術開発投資の総量ではなく投資の持続性にあった。例えて言えば、その気になって大金を投資したものの翌年は全く投資しない企業より、少ない金額でも粘り強く投資した企業が結果的に技術力もさらに高まり、危機後にもうまく回復した。機械は売買すれば生産量が増減するが、人と組織の記憶として体化する技術力量の蓄積はそうではないからだ。

上の事実は毎日30分間でも継続してピアノを練習する子どもと、やる気がある日だけ数時間練習して気が向かない時は見向きもしない2人の子どもの実力がどうかを考えてみると容易に理解できる。新しい技術は短期間で誕生するのではなく、少しずつ試行錯誤を重ねながら蓄積されていく。研究員らが装備を購入して試行錯誤を繰り返しながら新しい試みをする中、突然半分に減らせば半分の研究ができるのではなく、研究の流れ自体が瓦解したり方向を変えなければならないケースがほとんどだ。

その後また研究員を雇用するため投資を増やしても問題はある。蓄積されたレベルまで回復するだけでも歳月がかかる。結論的に技術開発では投資の変動性が大きくなれば、技術は蓄積されるのではなく、むしろ築いた基盤までも消失するという点が重要だ。遠くを眺めることもなく、来年度の国家研究開発予算が突然、大幅削減されたケースを考えればよい。この急激な変化は研究開発投資の変動性を高め、予測の可能性を落とすという側面で、今後の数年間、韓国革新生態系の蓄積基盤を脆弱にする可能性が高い。

【コラム】ノーベル賞受賞研究は一日で出てくるものではない=韓国(2)

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