氷点下30度の鴨緑江で手で洗濯する女性…国境から見た北朝鮮住民の姿
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.17 13:58
「鴨緑江(アムノッカン)と豆満江(ドゥマンガン)の向こう側の北側の生活は我々の今日とは確実に違っていた」。
中国とロシアを出入りしながら北朝鮮住民の生活に関する研究資料を収集してきた東亜大のカン・ドンワン教授の新刊『北朝鮮人権、写真で叫ぶ』の一部だ。
2008年から16年連続で北朝鮮の文化と住民の社会生活を研究してきた著者が選択した研究方法論は、北朝鮮の住民を観察できる中国およびロシアの北朝鮮国境地域を訪ねる現場研究だ。特に鴨緑江と豆満江を挟んで約1400キロにわたる国境で向き合う中朝の国境地域は、北朝鮮住民の生活像を近い場所からレンズに収めることができる研究空間だという。