北朝鮮のIRBM固体燃料エンジン開発、ロシアが支援の可能性
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.16 14:34
北朝鮮が11日と14日に地上噴出試験をしたと明らかにした新型中距離弾道ミサイル(IRBM)用固体燃料エンジンの開発をロシアが支援している可能性が提起された。
米ラジオ・フリー・アジア(RFA)は15日、ドイツのミサイル専門家ロバート・シュマッカー博士を引用し、「IRBM用固体燃料エンジン地上噴出試験の成功は通常数十回の試験が必要だが、北朝鮮はそのような過程なく突然成功したと発表した」とし「外部の支援を受けなければそのようにはできない」と指摘した。
別のドイツのミサイル専門家マーカス・シラー博士は「IRBMを開発する最も容易な方法は従来の固体燃料大陸間弾道ミサイル(ICBM)から3段目を除去して1段目と2段目を使用すること」と説明した。実際、旧ソ連が1970年代に開発した2段IRBM「SS-20」の場合、3段固体燃料ICBM「SS-16」から一番上の段を除去したものだと説明した。