韓国、青年41万人が「ただ休む」…政府、就職支援に1兆ウォン投入
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.16 09:17
今年に入り15~29歳の青年層のうち「休んでいる」人口が41万人に迫ると韓国政府が立ち上がった。休んでいる人口は重大な疾病や障害がないのに経済活動や求職活動をしていない人口を意味する。韓国政府は今後約1兆ウォンの予算を投じて彼らを労働市場に誘引するという対策を出したが、実効性をめぐっては意見が分かれている。
韓国統計庁が15日に発表した雇用動向を見ると、今年は1~10月平均で青年層人口の約4.9%が休んでいる人口と集計された。2010年代初めに青年の2%水準だった休んでいる人口は2020年に44万8000人で5%となりピークとなった後2021年に4.8%、2022年に4.6%と小幅に下落したが今年に入り再び上昇傾向に転じた。