韓国、海外投資額23%減ったのに…Uターン企業は24社だけ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.15 07:03
ヒョンデ(現代自動車)は7-9月期に過去最大の業績を記録した。だが中国市場では話が異なる。ヒョンデの昨年の中国販売台数は約25万台でシェア1%水準だ。2016年には年間100万台以上売った。だが高高度防衛ミサイル(THAAD)問題が起きてから「不振の泥沼」から抜け出せずにいる。結局中国で運営した工場5カ所のうち北京第1工場を2021年に売却した。最近では常州と重慶の工場売却を進行中だ。
サムスンはこれより早く脱中国を始めた。サムスングループの中国系列会社は2018年の87社から今年は65社と5年で約25%減った。1994年に中国に進出したロッテは一時百貨店5店、マート112店を運営していたが昨年までにすべて撤退した。中国に工場を持っているLGエナジーソリューション、SKオン、サムスンSDIのバッテリー3社も最近対中追加投資を中断する傾向だ。問題は「脱中国」が象徴する海外投資縮小が韓国国内投資Uターンにつながっていない点だ。