韓国、DINKS族2015年基点に急増…夫婦の出生率1.5人から1.1人台に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.14 11:40
出生数が減少する状況でそれなりに出生率を支えてきたのは結婚した夫婦の出生率だ。ところが夫婦の出生率まで2010年代中盤以降は急落していることがわかった。昨年の出生率は0.78人で過去最低を記録したが、「DINKS族」の影響が大きかったという意味だ。
国民大学社会学科のケ・ボンオ教授らが13日に発表した「有配偶者出生率変化」と題する論文によると、2020年の夫婦の合計特殊出生率は1.13人だった。配偶者がいる女性も平均的に出産数は1人を少し上回るのにとどまったということだ。2015年の1.5人より大幅に下落した。夫婦の出生率は2005年から2015年までは1.4~1.5人台を維持してきた。