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【コラム】イスラエル、ハマス除去後はガザ地区統治権をパレスチナ自治政府に譲渡か(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.09 13:48
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パレスチナ・カザ地区を統制するイスラム急進主義武装政派ハマスが先月7日、イスラエルに前例のない奇襲攻撃を敢行して1カ月が経過した。イスラエルで1400人余りが殺害されて240人余りが人質として連れて行かれた。衝突が長期化して両側の死亡者が1万人を超えた。

イスラエルはハマス壊滅を宣言してカザ地区に報復空襲を始め、人質が解放されるまで食糧・電気・燃料の供給を止める全面封鎖措置を断行した。民間人被害は最小化して人質を最大限に救い、ハマスを除去するという目標の下、先月27日に地上軍を投じた。イスラエルは今回の作戦を「第2の独立戦争」と明らかにした。

 
◇ハマス-サウジ-イランの同床異夢

市街戦は地下トンネルで待ち伏せをしているハマス隊員を枯死させて病院や難民村に隠れているハマス指導部を除去することに焦点が合わされている。このため無差別的空襲が行われ、民間人まで犠牲になりかねないという国際社会の懸念が大きくなっている。米国のバイデン大統領が緊張緩和のために急遽中東現地を訪れたほか、国際社会が休戦を促しているがこれといった効果がない。

今回の武力衝突は米国の仲裁でイスラエルがスンニ派代表国のサウジアラビアとの関係正常化交渉に速度を出している渦中に発生した。ハマスは自分たちの存立根拠が不安定になるのではないか懸念して挑発を敢行した。これに先立ち、2020年同じスンニ派国家であるアラブ首長国連邦(UAE)とバーレーンがイスラエルと「アブラハム協定」を結んで記念碑的デタントを成し遂げた。これにはモロッコも参加した。

このような状況でスンニ派盟主サウジまで加勢すればイスラエルの存在自体を否定するハマスの立場は大きなダメージを受けることになる。さらにハマス最大のライバルでありヨルダン川西岸地区でパレスチナ自治政府(PA)を設けているパレスチナ解放機構(PLO)の最大政派「ファタハ」が正当性を固めて経済利益まで握りかねない。サウジとイスラエルの立場から見ると、パレスチナを代表する組織はハマスではなくパレスチナ自治政府だ。ハマスとしては現状に揺さぶりをかける強い動機があった。

王室守護戦略で破格的改革を推進中のサウジは領域内の安定とイスラエルとの協力が必要だった。これに伴い、イスラエルと修交を結ぶ条件で米国の鉄壁のような防衛条約とイスラエルの対パレスチナ宥和策を要求した。イランの核開発と親イラン組織のイエメン・フーシ反乱軍のミサイル攻撃から安全保障を守ると同時にイスラム聖地守護国としてパレスチナの大義を確保しなければならなかったためだ。

イランはサウジ最大のライバルというだけでなくイスラエルの主敵だ。イランはカザ地区のハマス、レバノンの武装組織ヒズボラ、イエメンのフーシ反乱軍、イラクの人民動員隊(PMF)、シリアの群小民兵隊などを後援して中東領域内で膨張主義政策を推進してきた。

【コラム】イスラエル、ハマス除去後はガザ地区統治権をパレスチナ自治政府に譲渡か(2)

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