「私の最も輝く瞬間、アルバムに収めた」…独り立ちに成功したBTSの「黄金末っ子」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.07 09:20
スタンディングマイクとともに登場したBTS(防弾少年団)のジョングクは余裕があるように見えた。裏声と地声を行き来しながら熱唱し、節度のある振り付けで雰囲気を盛り上げた。華やかな舞台装置やバックダンサーがなく、彼ならではの音楽エネルギーで舞台を埋め尽くした。今月5日、アメリカのラジオ局アイハートラジオで公開されたジョングク初のソロアルバム『GOLDEN』の発売記念公演。ジョングクはここでタイトル曲『Standing Next to You』のライブ舞台を初めて披露した。
3日に発売された『GOLDEN』はデジタルシングル『Seven』で7月にソロ活動を始めたジョングクが4カ月ぶりに発売したアルバムだ。すでに世界的にヒットしたシングル『Seven』と『3D』をはじめとする計11曲が盛り込まれた。
恋に落ちた人を思い浮かばせるような曲だが、軽快なアルバムの前の部分、別れに直面したやや重い感情を伝える後ろの部分に分けてこのような内容を様々なジャンルで表現した。ボーカルが際立つレトロパンクからR&Bポップ、ポップバラード、UKガラージ(1990年代初め、英国の電子音楽)などアルバムの色彩を多彩にするために「歴代級コラボ」が実現した。英国の歌手エド・シーラン、カナダのシンガーソングライターのショーン・メンデス、エレクトロニック・ヒップホップ・グループのメジャー・レイザーなど、世界的なポップスターと作曲家がプロデュースに参加した。