尹大統領「朴正熙元大統領から学ぶべき」 朴槿恵「私たち政府」で団結図る(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.10.27 15:28
共に道を進む人を同伴者という。外交・安全保障当局者が8月の米キャンプデービッド首脳会談の最も印象的な場面に、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領、バイデン米大統領、岸田文雄首相が会見場に向かって並んで歩く場面を挙げるのもそのためだ。共に歩いて隔意なく対話やジャスチャーを交わすのが連帯の最も強力な証拠ということだ。
4泊6日間のサウジアラビア・カタール国賓訪問を終えて26日午前8時40分ごろ京畿道城南市(ソンナムシ)ソウル空港に到着した尹大統領は、黒のスーツに着替えて直ちにソウル銅雀区(トンジャクク)の国立顕忠院に向かった。午前11時から開かれる朴正熙(パク・ジョンヒ)元大統領44周忌追悼式に出席するためだった。追悼式は1980年に始まったが、現職大統領が出席したのは尹大統領が初めてだ。公式行事を終えた後、尹大統領は遺族代表の朴槿恵(パク・クネ)元大統領と2人で道を歩いて墓地を参拝した。演出された場面かどうかは分からないが、2人が並んで歩きながら対話をする場面が実現した。関係者らの伝言を総合すると、2人は墓地を行き来しながらこのような対話をしたという。