韓国、8月の出生数この33カ月で最大の減少…少子化から「縮小経済」へ赤信号
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.10.26 09:22
8月に1万8984人の赤ちゃんが生まれた。出生数が歴代級の減少率を記録し2万人を割り込んだ。少子化のトンネルの終わりが見えない。出生率が反騰せずこうした流れが続く場合、幼少年人口は20年後には半分水準に減る。いわゆるシュリンコノミクス(縮小経済)も深化すると予想される。
韓国統計庁の人口動向によると、8月の出生数は前年同月より2798人減った。8月基準で最も少ない。出生数減少率は12.8%に達したがこれは2008年を除く同月基準で最も大きい減少幅だ。2008年は「黄金の亥年」人気で前年の出生数が急騰したベース効果の影響だった。今年は続く少子化基調の中で現れた急減だ。他の月と比較しても2020年11月の15.5%減から2年9カ月ぶりに最も大きい減少幅だ。今年1~8月の総出生数は15万8492人で、前年同期には17万人を超えていたのと比較すれば1万人以上減った。通常は年末に出産が少ない点まで考慮すると今年の出生数は過去最低値を再び更新することになる。