イスラエルのネタニヤフ首相は自国を訪問した英国のスナク首相と会って「ハマスはネオナチス」と批判して国際社会の支援が必要だと強調した。

スナク首相は１９日（現地時間）、ネタニヤフ首相と開いた共同記者会見でイスラエルに哀悼の意を伝えて英国人を含む人質釈放のためのイスラエルの努力に謝意を表した。

あわせて「パレスチナ人も今回の事態の犠牲者であることはよく知っていて、そのために昨日ガザ地区に人道的支援が入ることができる場所を開くことにしたイスラエルの決定を歓迎する」と話した。

続いて「最も暗い時間を体験しているイスラエルの友として、皆さんと共に連帯する」としながら「あなたがたが勝利するよう祈る」と話した。

ネタニヤフ首相はこの日の会談で「今は我々にとって最も暗い時間」としながら「結局これは我々が長い戦争をしなくてはならず、英国の持続的な支援が必要だということ」と強調した。

ネタニヤフ首相はハマスが「ネオナチス」「新しいＩＳ」と批判して「世界はハマスを撃退するためにイスラエルと共にしなければならない」と求めた。

また「中東を束縛、戦争、奴隷時代、消滅に戻そうとするイランとヒズボラ、ハマスは悪の枢軸」としながら「ハマスがイスラエルを攻撃した理由の一つは現代化と平和の拡散を止めるため」と主張した。