核爆撃機「B-52H」 前例ない韓国着陸…有事の際に対北朝鮮核反撃を示唆
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.10.20 07:59
19日、忠清北道清州(チョンジュ)空軍基地の滑走路に米軍戦略爆撃機B-52H「ストラトフォートレス」が姿を現した。長さ56メートルの翼に8つのエンジンを搭載した姿が「米国史上最も重量感ある爆撃機」という名声にふさわしかった。米ルイジアナ州から19時間飛行して韓国に到着したストラトフォートレスには実際、核兵器が搭載されている可能性もある。米空軍関係者は「(核搭載については)確認することも否定することもできない」と述べた。
この日、米軍のB-52Hのメディア公開は電撃的だった。韓米連合訓練のためにB-52Hが韓半島(朝鮮半島)に出撃したことはあるが、グアムなど米軍基地に復帰せず韓国国内の基地に着陸したのは今回が初めてだ。バネッサ・ウィルコックス米空軍第96遠征爆撃飛行大隊長(中佐)は「韓国空軍基地への初着陸は韓国と本当に統合パートナーシップを結んだということを意味する」と述べた。