脱北民の一斉強制送還に何もできない韓国政府…外交部「脱北民専門担当チーム」改編検討
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.10.17 16:05
最近中国から脱北民が一斉に北朝鮮に送還された中で、韓国外交部が海外在留中の脱北民の韓国行きを支援する外交部韓半島(朝鮮半島)平和交渉本部傘下の「民族共同体海外協力チーム」の改編を検討している。外交部は該当チームの役割拡大および名称変更、あるいは別途の正式組織発足方案などを総合的に検討するという立場だ。
◇「チーム存続、12月31日まで」
民族共同体海外協力チームは外交部で韓半島問題を担当する韓半島平和交渉本部平和外交企画団の傘下にある。2013年5月、脱北青少年9人がラオスから北朝鮮に強制送還される事態が発生した後、同年8月に新設された。外交部に分散していた脱北民支援業務を一元化した専門担当チームという性格を帯びていた。