韓国の若年世代、がん発病率が史上最高…衝撃の健康診断結果(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.10.17 14:22
地方自治体傘下機関の研究員であるカンさん(35)は、退勤後の午前0時まで博士論文を書く。ラーメンやハンバーガー、コンビニ弁当などで夕食を兼ねた夜食を食べる。周りからは「『ガッセン』を生きる」と言われている。「神(God)」と「人生」を組み合わせたMZ世代の新造語は、目標のために毎日仕事と学業を並行するカンさんの誠実ながらも苦しい人生を代弁する。それでも身長174センチに体重69.4キロを維持してきたため、健康に対する心配は大きくなかった。6月の健康診断の結果が出るまでは。
検診の結果は衝撃だった。高脂血症、脂肪肝、生活習慣型動脈硬化の診断を受け、それに伴う追加検査を勧告する内容が検診結果紙をぎっしりと埋めていた。体重は正常範囲だったが、脂肪が多く7キロを減らさなければならないと言われた。脂肪肝は軽症から重症に移る水準だった。カンさんはその後、病院で処方された高脂血症の薬(スタジン系)を服用している。カンさんは「仕事と学業を並行するために健康を疎かにしたようだ。30代半ばに自分の体がこのようになるとは想像もできなかった」と話した。