15日の航海にもピチピチ…米国魅了した韓国産ヒラメの秘訣
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.10.16 12:02
10日午後3時、米カリフォルニア州ロサンゼルスのPAFCO本社。年間売り上げ3億5000万ドルの大手水産物輸入業者だ。昨年韓国からだけで1200万ドル相当の水産物を輸入した。水産物分野に限定すればカリフォルニア州で最大の流通企業だ。
PAFCOにはヒラメ、クロソイ、マグロ、イカ、タチウオ、サバなど各種水産物が入ったコンテナが毎日やってくる。この中でもあるコンテナが目に付いた。横・縦2メートル、高さ1メートルの水槽4つが設置された40フィートコンテナ内部には酸素発生器、水温調節装置、濾過器など生命維持装置まで取り付けられていた。韓国が世界で初めて開発し12年にわたり運用している活魚輸送専用「活コンテナ」だった。大量の活水産物を海上運送できる技術だ。1個あたりの製作費用だけで2億ウォンを超える。