「映画『韓国が嫌いだから』がなぜ開幕作に選ばれたのか」外信の質問に答えた=釜山国際映画祭
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.10.05 12:02
俳優ソン・ガンホがホストとして客迎えに出て、女優パク・ウンビンが史上初の開幕式単独司会を務めた。第28回釜山(プサン)国際映画祭が4日、釜山海雲台区(ヘウンデグ)の映画の殿堂で10日間行事の幕を上げた。イ・ヨングァン元理事長、ホ・ムンヨン元執行委員長が内紛により相次ぎ辞任することで生じた初の空白をスターゲストが埋めた。ナム・ドンチョル首席プログラマー、カン・スンア副執行委員長が執行委員長代行を務めた。
今年、映画祭の砲門を開いた開幕作は映画『韓国が嫌いだから』(原題、チャン・ゴンジェ監督)だ。チャン・ガンミョン作家の同名小説を基に、28歳の会社員ケナ(コ・アソン扮)がニュージーランドに一人で移民に行った旅路を描いた。毎日仁川(インチョン)からソウル江南(カンナム)駅への通勤に苦しんでも、ケナには先行きが見えない。韓国で「競争力のない」学閥や家柄の背景を後にして、長年交際した恋人とも別れて「脱朝鮮」に踏み切った理由だ。