韓国検察「党代表だから証拠隠滅ないとは政治的な考慮では」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.27 16:02
韓国検察が27日、裁判所が最大野党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表に対する拘束令状を棄却したことについて、「ただ政党の代表という身分のために証拠隠滅がないとしたのは、司法に政治的な考慮があるのではという懸念がある」と明らかにした。検察関係者はこの日、「裁判所の令状棄却決定は検察と相当な見解の違いがあり、納得しがたく、結果に遺憾を表明する」とし、このように述べた。
この関係者は「政党の現職代表として公的監視と批判の対象になった点を証拠隠滅懸念排斥の根拠にしたが、司法的な観点で受け入れがたい」とし「実際に偽証教唆があり証拠隠滅が現実化し、捜査の過程で同じ方式で担当公務員を懐柔した状況も確認された」と主張した。