韓国野党代表「過去にも訪朝多いが、なぜ金を出してするのか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.27 15:36
韓国最大野党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表が拘束されるかどうかが決まる26日の令状実質審査で「(京畿)道知事の訪朝は南北首脳会談でもないのに、その成果がどういうもので(サンバンウルのキム・ソンテ会長に)100億ウォン(約11億円)を代納させるのか」と話したことが把握された。弁護士出身の李代表は核心争点に対するの立場を弁護人を通さず自ら明らかにしたという。
中央日報の取材を総合すると、李代表は令状審査の最後の陳述で「任昌烈(イム・チャンヨル)、孫鶴圭(ソン・ハッキュ)、金文洙(キム・ムンス)、南景弼(ナム・ギョンピル)など過去の京畿道(キョンギド)知事がみんな行くなど、訪朝は大きな業績ではない」とし「訪朝するために前科があり社会履歴が良くない人に費用を代納させるだろうか。そのような人に関与すれば今後、自分の人生がどうなるかも分からないのに(代納の容疑は)常識的でない」と話した。
対北送金代納容疑を争う時も李代表は「実際に(訪朝および北朝鮮スマートファーム事業が)実現すれば意味のある報告なので思い出すはずだが、成果がなかったためか思い出せない」と語った。李代表は「北側と包括的な協議は当時SNSに載せたので思い出すが、(実務陣が)『訪朝を進める』と言った後、何も進行しなかった」と主張した。ソウル中央地裁のユ・チャンフン令状担当部長判事が「対北事業は非常に重要な事案であり、報告を受けたと見るのが常識的ではないのか」と尋ねたことへの返答だった。