韓国の7月出生児数、ついに2万人割れ…結婚も昨年比5.3%減
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.27 15:34
韓国の7月出生数が初めて2万人以下に落ちた。下半期の出生率にも赤信号が灯った。
韓国統計庁が27日に発表した「7月人口動向」によると、7月の出生数は1万9102人だ。1年前に比べて1373人(6.7%)減った。7月を基準として2万人を下回ったのは月間統計作成を始めた1981年以来、初めてだ。前年同月比出生数は2015年12月から昨年9月の一度を除いて継続して減少傾向だ。
下半期に入ると同時に出生数が急減し、7-12月期の展望も明るくない。合計特殊出生率(女性1人が生涯に産むと期待する出生数)は1-3月期0.81人から4-6月期0.7人に落ちた。4-6月期が歴代最低だ。通常、年末より年初に子どもを産むことを好む傾向があることから、10-12月期の出生率が年間で最低の場合が多い。今年末には出生率が0.6人台まで落ちる可能性があるとの懸念もある。