尹大統領が国連で言及した「無炭素連合」…韓国政府「RE100排除でない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.22 14:59
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が20日(現地時間)、米ニューヨークで開かれた国連総会の基調演説で「無炭素連合(Carbon Free Alliance、CF連合)」オープンプラットホームを結成すると宣言した。炭素中立(カーボンニュートラル)履行手段を再生可能エネルギーだけでなく原子力とクリーン水素など多様なエネルギー源に広げようという提案だ。韓国政府はこれを通じて原発・水素などエネルギー関連の新産業活性化を摸索できると期待している。
尹大統領は「信頼回復とグローバル連帯再促進」というテーマで開催された国連総会の一般討論で「炭素中立目標達成を操り上げるための現実的な代案」としてこのように明らかにした。
無炭素エネルギーとは直接的に炭素を排出せずに電気を生産するすべてのエネルギー源を意味する。その間、欧州など先進国を中心に推進された「RE100(使用電力の100%を再生エネルギーで代替)」は太陽光・風力・水力など再生可能エネルギーだけを認めているが、CFは原発やクリーン水素など炭素を排出しないすべてのエネルギー源を含む。