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バイデン大統領「来週エイブラムス戦車引き渡し」…ゼレンスキー大統領「我々に必要だった」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.22 10:25
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ロシアとの戦争で米国の持続的な支援を要請するため9カ月ぶりに米国を訪問したウクライナのゼレンスキー大統領対し、バイデン米大統領が引き続き支援するという立場を明らかにした。ゼレンスキー大統領は「両国は真の同盟」として謝意を繰り返し表した。

両首脳は21日(現地時間)、ワシントンのホワイトハウスで会談し、ウクライナ軍事支援問題などについて議論した。両首脳のホワイトハウス会談は、ゼレンスキー大統領の昨年12月の訪米に続いておよそ9カ月ぶり。

 
バイデン大統領は会談後の発言で、「プーチン露大統領はウクライナを支援する西側など世界国家の意志を挫くことができると考えたが、それは間違いだ」とし「我々はウクライナと共にする」と述べた。

続いて「我々は同盟およびパートナーと共にウクライナの領土奪還を助ける武器体系を引き続き提供する」とし「ロシアの攻撃で苦痛を受ける無辜の数百万人のための人道主義支援を続ける」と明らかにした。

バイデン大統領は「ロシアだけが平和へ進む道を阻んでいる」とし「我々は今日、戦争を終えることができるが、ロシアはイランと北朝鮮からより多くの武器を得ようとしていて、これはロシアも賛成した多くの国連安全保障理事会決議を違反する」と指摘した。

バイデン大統領はウクライナに対する3億2500万ドル規模の新たな武器支援パッケージを発表した。また、米国が支援するエイブラムス戦車を来週からウクライナに引き渡す予定で、エネルギーなど基盤施設をロシアの空襲から防御する力を強化するためホーク地対空ミサイルなどを支援する、と明らかにした。パッケージには多数の防空ミサイルと砲弾、対戦車武器、クラスター爆弾などが含まれたが、ウクライナが支援を強く望むエイタクムス(ATACMS)地対地戦術ミサイルはなかった。

ゼレンスキー大統領は「我々の軍人に必要な非常に強力なパッケージ」とし、バイデン大統領と米国に謝意を表した。ゼレンスキー大統領は会談の結果、両国がウクライナの「未来戦力」養成を協力することにしたとし、「ウクライナに対する新たな攻撃を防ぐ、非常に重要で、戦略的な決定」と述べた。他国の支援に十分に感謝する姿を見せないという指摘を受けたことがあるゼレンスキー大統領は「両国は本当の同盟」として繰り返し謝意を表した。

ゼレンスキー大統領の今回の訪問は、ウクライナが6月に大々的に開始した反抗がロシアの抵抗で大きな成果を挙げられず、米国の軍事支援が必要な状況で実現した。バイデン大統領は議会に240億ドル規模のウクライナ追加支援案を承認してほしいと要請したが、戦争長期化による疲労感が累積し、共和党強硬派議員をはじめ一部の国民の反対気流が以前より強まった。

ゼレンスキー大統領は今回の訪問がどれほど重要かという取材陣の質問に「極めて重要だ」と答え、切迫感を表した。

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