ゼレンスキー氏「ロシアの拒否権剥奪を」vsロシア「ウクライナは米国の操り人形」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.21 16:20
ウクライナのゼレンスキー大統領が20日(現地時間)、国連安全保障理事会(安保理)会議に出席して「ロシアの拒否権は剥奪され、安保理活動は停止されるべきだ」と強調した。これに対してロシアのラブロフ外相は「ウクライナは米国の操り人形」と言って対抗した。
ロイター通信や英国日刊ガーディアンなどはこの日米国ニューヨークの国連本部で安保理が「平和維持とウクライナの安全保障」をテーマに長官級会議を開催したと伝えた。
国連安保理会議には理事国(常任理事国5カ国、非常任理事国10カ国)の政府代表が出席する。ウクライナは安保理理事国ではないが、利害当事国の資格で同日の公開討議に出席した。ゼレンスキー大統領は昨年4月の国連安保理会議にオンラインで出席してロシアの大量虐殺惨状を伝えたことがあったが、自ら会議に出席したのは今回が初めてだ。