文前大統領「違う姿で戦おう」ハンスト中断説得にも李在明氏「申し訳ない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.20 08:03
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)前大統領が19日、ハンスト20日目を迎えた野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表に「違う姿で戦うことが必要な時期」としてハンスト中断を勧めた。文氏はこの日午後、9・19平壌(ピョンヤン)共同宣言5周年記念行事出席に先立ち李代表が入院中のソウル中浪区(チュンナング)緑色病院を訪れて23分ほど李代表を見舞った。
文氏は「ハンストに対して慰労し、ハンスト中断を勧めたくてこうして来ることになった」とした後、「もうこのハンストの真意や決起は十分に示すことができた」と話した。そのうえで「長く戦っていかなければならないし、また局面も変わることがある。そろそろ気力をはやく取り戻して、違う姿で再び戦うのが必要な時期かもしれない」と言ってハンスト中断を勧めた。続いて「李代表の体は今や一人だけのものではない。本当に多くの人々が心を痛め、再び立ち上がることを願っているので、はやくハンストを中断して再び活動しなければならない」と繰り返し説得した。