韓国政府は１９日、福島第一原発汚染水放流に関連して「きょう韓国原子力安全技術院（ＫＩＮＳ）所属の専門家３人を福島現地に派遣した」と明らかにした。

国務調整室の朴購然（パク・グヨン）国務第１次長はこの日、政府ソウル庁舎で進めた日本汚染水関連の定例会見でこのように明らかにした。

これに先立って政府は先月２７日から今月１１日まで約２週間、１回目としてＫＩＮＳ専門家３人を福島の国際原子力機関（ＩＡＥＡ）事務所に派遣したことがある。

今回の訪問には専門家の福島原発施設に対する直接視察日程が含まれた。

朴次長は「ＩＡＥＡ現場事務所訪問と本部をつないだテレビ会議などを通してＩＡＥＡと主要点検活動を共有する予定で、発電所放流施設のうち中央監視制御室と海水配管ヘッダーを訪問する予定」と説明した。

朴次長は「１回目の訪問時はＩＡＥＡとの情報交流メカニズムをセッティング・調整して東京電力が公開する各種資料を二重・三重でチェックしたとすると、今回は１回目の放流と２回目の放流の間の休止期に訪問して日本が放流関連の履行をどのようにしているのかを確認することになるだろう」と説明した。