「転落登山客の遺体写真」掲示した雪岳山…議論大きくなると「撤去」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.19 09:21
雪岳山(ソラクサン)国立公園が立入禁止区域を知らせる案内板に、転落死した登山客の遺体の写真を使って問題になると、この案内板を撤去して新しい案内板を設置した。ただ国立公園関係者は「立入禁止区域であることを何度案内しても違法な登山による負傷・死亡事故が絶えることなく続く」として格別な注意を促した。
雪岳山国立公園事務所によると、5月に雪岳山の土王城(トワンソン)の滝に近い山道に「立入禁止区域」の案内板が設置された。案内板には「ちょっと待って、これでも行かなければならないですか」という警告文とともに、転落死事故場面を撮ったとみられる写真2枚が掲示された。問題になったのは警告文の下に配置されたこの写真で、転落した登山客の遺体がモザイク処理されないまま使われた。
インターネットユーザーは「やさしく言っても聞かないからあれほどやるのではないか」「たばこの箱に肺の写真がモザイクなしで出ているのと同じ」など適切な警告という反応と、「子どもたちも見るのに過度な予防法だ」「遺族の同意は得たのか」などの反応に分かれた。