米ニューヨークを訪問した尹大統領、二国間会談は少なくとも30件…初めての日程は釜山博覧会セールス
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.19 07:55
米ニューヨークで開かれる第78回国連総会に出席するため、18日出国した尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が現地入りし、本格的な外交戦に突入した。同日午前(現地時間)、ニューヨークのJFK空港に到着した尹大統領は、直ちにニューヨーク市内に移動し、サンマリノ・チェコ・トルクメニスタンなどの首脳と二国間会談を行った。
尹大統領は、韓国とこの国家間の協力関係を固めると同時に、2030世界博覧会(エキスポ)開催地を決める博覧会国際事務局(BIE)総会を2カ月後に控えて釜山への支持を呼びかけた。この日から22日までニューヨークに滞在する予定の尹大統領は、少なくとも30カ国との二国間会談や午餐・夕食の日程を進め、釜山セールスに向けた総力外交を展開する予定だ。出国前に大統領室高官は「追加で二国間会談の開催を複数の相手国と調整中であり、最大どれぐらい二国間会談の日程が増えるかは計り知れない」と説明した。
今回の歴訪の主な日程は、20日午後(韓国時間21日未明)に予定された尹大統領の国連総会基調演説だ。尹大統領は演説で、北朝鮮とロシアの軍事協力を強く批判し、国際社会の団結した対応を強調する計画だ。大統領室高官は「韓半島(朝鮮半島)状況が全世界的な挑戦と接している状況で、韓国指導者が世界の舞台で我々の立場をはっきりと明らかにするだろう」と伝えた。