【コラム】「台湾の家庭にライフル銃を」…トランプ氏に劣らぬ共和党大統領候補(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.18 12:04
ヘイリー氏が言及した1600平方キロメートルとは中国人が米国内に所有する農地全体の面積だ。周辺に軍基地があるという証拠はなく、外国人が保有する全農地の0.9%にすぎない。これを知らないはずがない元国連大使が状況を誇張したという批判が出ている。
ラマスワミ氏はさらに踏み込んだ。彼は2028年に米国が台湾から「半導体独立」をすればこれ以上台湾海峡に介入しないと話した。また「台湾に全米ライフル協会(NRA)支部を設置した後、各家庭にAR15ライフルを支給して使用法を教育する」とCNNに明らかにした。銃器所有の自由を規定した米国修正憲法第2条を台湾に「輸出」して中国の侵略を防ぐというものだ。
共和党内であまりに対中強硬論が人気のためこうしたでたらめな話が出ているとワシントン・ポストは指摘した。デサンティス氏もやはり「中国からの経済独立」を宣言し、「盗み出した知的財産に依存する商品は輸入を中断する」という公約を掲げたが、「どのように」に対する説明はないと同紙は伝えた。