プーチン氏、北朝鮮との兵器取り引きの懸念に「韓半島関連ではいかなる合意にも違反しない」
ⓒ 中央日報日本語版2023.09.18 09:23
ロシアのプーチン大統領は15日(現地時間)、露朝首脳会談後に提起された国連の対北朝鮮制裁の違反や北朝鮮軍のウクライナ戦争への投入などを強く否定した。
タス通信などによると、プーチン大統領は同日、ロシア南部ソチでベラルーシのルカシェンコ大統領と会談し、「韓半島(朝鮮半島)状況に関するいかなる合意も違反しない」と述べた。そして「北朝鮮は我々の隣人であり、我々は良い隣人関係を作らなければならない」とし「我々は何も違反せず、その意図もない。国際法の枠組みの中で露朝関係の発展の機会を模索する」と述べた。
クレムリン宮(ロシア大統領府)のドミトリー・ペスコフ報道官も同日、「ロシアと北朝鮮が首脳会談で軍事問題や他の分野などにおいていかなる公式的な協定も締結しておらず、また、いかなる協定にも署名する計画はない」と伝えた。プーチン大統領とペスコフ報道官のこのような発言は、米国など国際社会がロシアと北朝鮮の兵器取り引きの可能性を懸念し、追加制裁を科すると警告している中で出た。