ペットとの出社まで許容…韓国企業、若者の早期退社防ぐためウェルネス文化を導入
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.13 10:41
会社員のソルさんは5月から2~3週間に一度、社内の心理相談プログラムを利用している。ソルさんは「転職してから新しい業務に適応するために自尊感が落ち、この仕事が私に合っているのか疑問を感じ少しつらかった。同僚の推薦で社内の相談センターを訪れることになったが、費用負担がないだけでなく、私と同様の悩みを持つ人たちが来る所なので気が楽でよく利用している」と話した。
企業が1980年代初めから2000年代初めに生まれた「MZ世代」を狙った「職場ウェルネス文化」を先を争って導入している。職場ウェルネスとは企業が社員の健康やストレスの管理に向け支援する施設やプログラムのこと。若年層の早期退社による追加採用費用などを減らし、企業の生産性は高められる点で単純な福祉ではなく戦略的投資という認識が大きくなっているとみられる。