「チップセット独立」夢見るサムスン…ギャラクシーS24にエクシノス搭載か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.11 10:20
サムスン電子の次期フラッグシップスマートフォン「ギャラクシーS24シリーズ」の公開が5カ月余り先に迫った。量産日程を考慮すれば自社設計チップである「エクシノス」とクアルコムの「スナップドラゴン」をめぐり今年も選択の時がやってきた形だ。
IT業界と外信などによると、米クアルコムは来月に次期フラッグシップモバイルアプリケーションプロセッサ(AP)「スナップドラゴン8」の第3世代製品を公開する予定だ。モバイルAPは自動車でいえばエンジンのように機器の性能を左右するチップだ。スマートフォンの頭脳の役割をする。
アップルは自社でチップを設計し台湾のTSMCに生産を任せた後、これをiPhoneに搭載している。クアルコムやメディアテックはチップ設計だけを専門に務める。スマートフォンのチップ設計から生産、販売まですべて内在化したのは世界でサムスン電子が唯一だ。成功すればコスト削減と利益最大化が可能だが、どこか1カ所で問題が起きれば他の事業部にまで否定的影響が及ぶ「ハイリスク・ハイリターン」の構造だ。