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イタリア16世紀の銅像に登って毀損…監視カメラに映ったドイツ人観光客

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.07 15:10
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ドイツ人観光客が写真撮影をするためイタリア・フィレンツェにある16世紀の銅像に登り、銅像が毀損するという事件が発生した。

6日(現地時間)のCNN、ユーロニュースなどによると、フィレンツェ警察は最近、文化財毀損容疑で22歳のドイツ人男性を逮捕した。この男性は4日午前1時ごろ、フィレンツェのシニョリーア広場にあるネプチューンの噴水に登りながらこれを毀損した疑い。

 
ネプチューンの噴水は1559年にフィレンツェの大公コジモ1世が息子フランチェスコの結婚を記念するために注文して制作された記念物。銅像は1565年に制作された作品で、海神ネプチューンが馬車の上に立っている。

当時撮影された監視カメラの映像を見ると、観光客は噴水の周りに設置されたフェンスを越えて噴水の上に登った。噴水にはローマ神話で海神と呼ばれるネプチューンの銅像がある。男性はこの銅像の前でポーズをとりながら写真撮影をした。

男性は噴水から下りながら銅像の一部を踏んだ。このため警報が鳴ると、一緒にいた友達と急いで現場から逃げた。

この男性が噴水を毀損する場面は現場の監視カメラの映像に映っていて、当局はすぐに追跡した。フィレンツェ市長も怒りを表した。ナルデッラ市長はSNSに当時の状況が入った映像と観光客の写真を公開し、「文化遺産毀損行為に善処はない」とコメントした。続いて「この観光客は写真を撮るためにネプチューン銅像に登るのが正しい行動と考えたようなので叱責した」とし「ネプチューン彫刻像に登った観光客は莫大な罰金を払うことになるだろう」と強調した。

毀損した彫刻像の被害金額は少なくとも5000ユーロ(約79万円)と推定される。この観光客は復旧費用だけでなく重い罰金も科せられると、現地メディアは伝えた。この観光客は現在拘禁状態であり、有罪判決を受ければ罰金が科せられ、市への出入りも禁止される。

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    イタリア16世紀の銅像に登って毀損…監視カメラに映ったドイツ人観光客

    2023.09.07 15:10
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    ドイツ人観光客がイタリア・フィレンツェのシニョリーア広場にあるネプチューンの噴水に登って写真撮影をした。監視カメラの映像のキャプチャーと観光客が撮影した写真 [X キャプチャー]
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