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給食に出された有名ハム、切ったら白い塊が…豚の止血剤だった=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.07 08:12
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江原道春川市(カンウォンド・チュンチョンシ)のある高校で給食の材料として納品されたハムに動物医薬品が混入していたことが分かり、関係機関が6日、全数調査を始めた。

該当の高校によると、先月28日栄養教師のAさんは昼食にジャガイモとハムの炒めものを作ろうとして缶入りハムを切っているときに白い粉の塊を見つけた。

 
Aさんは該当の異質物を写真に撮って真空包装して冷凍保管し、納品企業である春川食物統合支援センター(食物センター)はこれを回収した。

該当のハムは韓国に流通している有名加工肉ブランドであるB社の製品で、金堤(キムジェ)工場で加工したものであることが調査で分かった。

メーカーが異質物を検査した結果、豚の飼育段階で止血目的で使用する医薬品「Aluspray」であることを確認した。屠殺および原料肉加工過程で選別されず混入したままになっていたとみられる。

B社は該当の学校に謝罪文を送る一方、原料肉の異物選別工程の強化と原料肉の納品農家に該当薬品の使用禁止などを措置した。

校長はこれを不十分と判断してさらに強化された措置を要求した。校長は「栄養教師が異質物を見つけなければ生徒がこれを食べていたかもしれない」としながら「該当の成分が人体に有害なのかどうかも十分に伝えてこず、同じ製品が他の学校にどれくらい納品されたのかもきちんと知らせないでいる」と糾弾した。

今回の件が伝わると該当の製品を学校に納品した食物センターは全数調査を始めた。現在まで該当の高校以外にも小学校1カ所に同じハムが納品されたことが分かった。

同センターのカン・チョンリョン理事長は「異質物が見つかったハムがどの学校に納品されたのか、2カ月分に対して全数調査中であり、確認し次第回収措置を取る」としながら「B社の製品は規定により1カ月の納品中止措置を取った」と話した。

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    資料写真 [Pixabay]
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