韓国国家情報院、尹美香「国家保安法違反」検討…「事実関係確認中」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.05 06:56
韓国国家情報院が尹美香(ユン・ミヒャン)議員(無所属)の今月1日の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)主催行事への出席に対して「事実関係を確認中」と4日、中央日報に明らかにした。朝鮮総連が「反国家団体」であることから、これは国家保安法違反ではないか検討するという意味だ。国家保安法第7条は反国家団体や構成員の活動を称揚・鼓舞・宣伝する場合は7年以下の懲役に、第8条は反国家団体構成員らと会合・通信した場合は10年以下の懲役に処することにしている。
金奎顕(キム・ギュヒョン)国家情報院長もこの日の国会情報委員会非公開報告で、尹議員の朝鮮総連行事への出席経緯に関連し、「実際の状況について把握中で、日本の情報機関との協力を通じてファクトチェック中」と答えた。これについて与党幹事の劉相凡(ユ・サンボム)議員(国民の力)は「尹議員が実際の現場でどのような発言と活動をしたのか把握することが重要な時点」としながら「発言によっては国家保安法違反も議論される場合があるため徹底した確認が必要だ」と注文したという。