韓国輸出の中国の割合3年間11ポイント下落…問題は核心素材依存度
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.24 09:02
「世界の工場」中国のデフレの懸念に主要国が先を争って「デリスキング」(リスク回避)に出る中で、韓国企業の中国依存度がすでに大幅に低くなったという分析が出ている。不動産危機などで中国の経済回復が遅くても韓国経済に及ぼす影響は限定的かもしれないという意味だ。
Fnガイドが23日に明らかにしたところによると、KOSPI時価総額の33%に当たる企業(自動車、部品・建設資材・鉄鋼業種中心)の中国生産法人の売り上げの割合は2016年の16%から2022年には5%に急減した。同じ期間に対中輸出の割合が25%から23%に小幅に減ったのと対照的だ。CEOスコアによると、昨年の韓国企業の中国生産法人売上111兆ウォンは2016年の127兆7000億ウォンから13.1%減った。中国生産法人を売却したり清算した法人数は46社、これら法人の売り上げは20兆ウォン規模だ。NH投資証券のチョン・ヨギョン研究員は「2016年の限韓令、2018年の米中貿易対立、2020年のコロナ禍、2022年のウクライナ戦争と中国封鎖令を経て韓国企業は中国関連の不確実性と依存度を減らそうとする動きを見せている」と指摘した。