「台湾から技術者空輸する」「言い訳にすぎない」人材需給に悩むTSMC
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.17 17:57
米アリゾナ州にファウンドリー(半導体委託生産)工場を作っている台湾TSMCが労働力難と現地労働団体の反発に直面し頭を痛めている。TSMCは熟練人材不足を理由に工場完工時期を1年遅らせ台湾から人材を派遣すると発表したが、これに対し現地労働者と米国政界が立ち上がってだ。
サウス・チャイナ・モーニング・ポストなど外信が17日に伝えたところによると、現地労組の「アリゾナパイプトレード469」は請願プラットフォームに「米国の労働者が外国人から雇用を奪われないようTSMCが要請した500件以上のEB-2就業ビザ発給を遮断してほしい」という内容の文を載せた。アリゾナ州内の政治団体も「TSMCが国内の雇用機会創出を約束した半導体支援法の原則を無視している」と主張して出た。