【社説】得票狙った税金の無駄遣いの大型事業、「セマングムジャンボリー」に限った話だろうか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.15 09:28
セマングム世界スカウトジャンボリーは、多くの課題を与えた。放漫運営や準備不足など「無能行政」の原因を究明する作業が不可欠だ。政界と地方自治体が地域票を得るために先を争う大型事業の乱脈ぶりも、これを機に必ず暴かなければならない。今回のジャンボリーでは、政府と自治体がセマングム開発を名分に天文学的な予算をつぎ込んだだけで、肝心のメイン行事は気にかけない矛盾が赤裸々に露呈した。
国民の力の宋彦錫(ソン・オンソク)議員室は、セマングムジャンボリーと関連して投入されたインフラ予算が11兆ウォン(約1兆1972億円)だと主張した。文在寅(ムン・ジェイン)政府がジャンボリーを理由に予備妥当性調査を免除したセマングム新空港事業が8000億ウォン程度で、建設中のセマングム~全州(チョンジュ)間高速道路に1兆9200億ウォン、セマングム新港湾に3兆2000億ウォンなどだという。ジャンボリーキャンプ地を新しく埋め立てなければならない敷地に設け、政府が観光レジャー用地を農業用地に変え、農地管理基金の2150億ウォンも使わせた。しかし、全羅北道の金寛永(キム・グァニョン)知事は「数十兆ウォンの予算を繰り上げて使ったという主張は事実と異なる」と反論している。