世界が極限気候のなか米国気候特使の訪中したが…「気候+α」望む中国説得に限界
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.21 14:57
極限猛暑・豪雨など異常気候で世界中が疲弊しているなかで行われた米国のケリー気候問題担当大統領特使の3泊4日の訪中日程が19日に終了した。これといった顕著な結果を出すことができなかった今回の訪中成果を巡り、概して厳しい評価が出ている。気候危機関連の交渉に集中したいケリー特使が、気候変動イシューと米中両国間の外交懸案の並行解決を望む中国当局を説得するのに失敗したという分析が多い。
米国ニューヨーク・タイムズ(NYT)は19日(現地時間)、「世界が最近2週間、記録的な暑さを示した中でケリー特使の北京会談が行われた」とし「中国の指導者は強力な気候措置を望むケリー特使の説得を拒否した。両国の間で続いてきた緊張が気候危機協力を難しくしている」と伝えた。