映画『パラサイト　半地下の家族』のポン・ジュノ監督の「最愛の選手」であるマンＣのＭＦ、デ・ブライネも訪韓する。ポン監督は「最後の晩餐に招きたい５人として、映画監督アルフレッド・ヒッチコック、マーティン・スコセッシ、元フィギュア選手キム・ヨナ、ギターリストのジミー・ペイジとともに「グラウンドの芸術家」デ・ブライネを挙げたことがある。マンＣファンで有名な歌手ソンミは昨年マンＣの招待でホームグラウンドを訪問し、デ・ブライネと写真を撮った。

ただし、デ・ブライネはハムストリングの負傷をおして６月の欧州ＣＬ決勝への出場を強行したため、現在治療中だ。トレーニングを始めたチームに合流はしたが、韓国ファンの前でプレーができるかどうかは未知数だ。新シーズン序盤までは欠場が有力だという見方もある。

韓国ファンたちは「世界で最もギャラの高いＤＦ」ヨシュコ・グヴァルディオル（２１・クロアチア）を目の前で見ることもできる。マンＣはこの日、ＲＢライプツィヒ（ドイツ）と１億ユーロでグヴァルディオルの移籍に合意したと伝えた。グヴァルディオルは昨年カタールワールドカップ（Ｗ杯）で黒のフェイスガードをしながら出場し、クロアチアの４強を導いたＤＦだ。移籍手続きを早く完了することができればアジアツアーに合流する可能性もある。

これに先立ってマンＣは２６日に東京国立競技場でバイエルン・ミュンヘン（ドイツ）とプレシーズンマッチを行う。１９日バイエルン・ミュンヘンに移籍した金玟哉（キム・ミンジェ、２７）がマンＣを相手にデビュー戦を行う見通しだ。そのような場合、「怪物ＦＷ」ハーランドと「怪物ＤＦ」金玟哉が矛と盾の対決を繰り広げることになる。同試合の１等席（エキサイトシートメイン１層）のチケット価格は８万円に達する。

一方、２７日ソウルワールドカップ競技場では「チームＫリーグ」とアトレティコ・マドリードが正面対決をする。ＡＴマドリードにはアントワーヌ・グリーズマン（３２・フランス）、ディエゴ・シメオネ監督（アルゼンチン）がいる。

【太極旗・日章旗の前であぐらをかく“怪物ＦＷ”ハーランド「アジア、Ｈｅｒｅ　ｗｅ　ｇｏ」（１）