米戦略原子力潜水艦が入港した釜山に到達する射程距離…北朝鮮の短距離挑発の意図
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.19 14:22
韓国軍の合同参謀本部が19日、「午前3時30分頃から午前3時46分頃まで北が順安(スンアン)一帯から東海(トンヘ、日本名・日本海)上に発射した短距離弾道ミサイル2発を捕捉した」と明らかにした。これらミサイルは約550キロを飛行した後、東海公海上の日本の排他的経済水域(EEZ)外に落ちた。
北朝鮮のこの日のミサイル射程距離を南側に向ければ平壌(ピョンヤン)から釜山(プサン)の距離となる。このため前日に釜山作戦基地に入港したオハイオ級戦略原子力潜水艦(SSBN)「ケンタッキー」を狙ったものという分析が出ている。核弾頭を搭載できるSSBNの訪韓は1981年以来42年ぶりで、対北朝鮮警告のレベルを高めたと評価される。