大雨が通過した忠清北道・慶尚北道にさらに250ミリ降る…「被害地域と一致」超非常事態=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.17 10:38
停滞前線(梅雨前線)が北上し、雨による被害が続出している忠清道(チュンチョンド)と慶尚北道(キョンサンブクド)地域などに、18日までに再び250ミリを超える大雨が降るものと予想される。気象庁のパク・ジョンミン予報分析官は「現在まで大雨で被害が発生した地域と今後多くの雨が降るものと予想される地域が一致する」として徹底した備えを呼びかけた。
南部地方に留まっている渋滞前線は時速10キロの非常に遅い速度で北上中だ。特に17日から18日までは停滞前線が忠清道と慶尚北道地域にとどまり、2日間強い雨が集中的に降るものと予想される。17日未明から昼の間には忠清と慶北圏に1時間当たり30ミリ前後の大雨が降り、18日には雨雲帯がさらに強くなり忠清と慶北・全北に1時間当たり30~60ミリ、一部の地域は80ミリを超える「極限豪雨」水準の雨が降るものとみられる。18日までの予想降水量は忠清と慶北北部内陸・南部地方が100~200ミリで、250ミリ以上となるところもある見通しだ。京畿(キョンギ)南部と江原(カンウォン)南部は30~120ミリ、ソウルなど残りの首都圏地域は10~60ミリの雨が降る見通しだ。