韓国主導の「AI時代の人権規範」決議案…国連で採択
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.15 14:13
国連人権理事会が韓国が主軸になって提案した「新技術と人権」決議案を表決なく合意(コンセンサス)で採択した。国連人権理事会は14日(現地時間)、国連ジュネーブ事務所で開かれた第53回定例会期第37次会議でこのように決定した。
今回の決議案は、2019年に国連人権理事会で初めて採択された同じ名称の決議案に2021年に続いて今年まで内容を2回補強したものだ。3回にわたり「新技術と人権」決議案を作成して議論をするうえで韓国は主導的な役割をした。特にこの日に採択された決議案は国際社会で初めてAI時代の人権原則を明らかにしたという点で、従来の2回の決議案の範囲を超える内容だ。デジタル技術の恩恵を生かしながらも人権侵害や差別など副作用を防ぐために国際社会が約束する規範原則を提示するのが「新技術と人権」決議案の趣旨だ。