「南朝鮮」でなく「大韓民国」と呼んだ金与正…「2つの韓国を可視化」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.11 12:13
北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長が2日連続の談話で「南朝鮮」でなく「大韓民国」と表現した。北朝鮮の政策が「2つの韓国(Two-Korea)」体制に基づいて変わったのではという分析が出ている。
金副部長は10、11日に米空軍の偵察活動を非難する2件の談話を発表した。談話で金副部長は南側も同時に非難しながら「《大韓民国》」という表現を繰り返し使用した。10日の談話では「《大韓民国》の合同参謀本部」「《大韓民国》族属」という言葉が、11日の談話では「《大韓民国》の軍部」という言葉が使われた。特に二重山括弧《》を使用して特定の意図を込めた表現であることを強調した。