「福島水産物輸入」圧力をかける日本…韓国政府は「輸入再開の計画はない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.03 06:54
国際原子力機関(IAEA)が日本の福島汚染水海洋放流計画の安全性を検証した最終報告書を公開する。日本が2021年4月、汚染水海洋放流計画を発表し、IAEA側に計画全般に対する安全性検討を求めてから2年3カ月ぶりのことだ。IAEAのラファエル・マリアーノ・グロッシー事務局長は4日、東京で岸田文雄首相と会談して最終報告書を伝え、内容を説明する予定だ。
最終報告書には▽汚染水試料(サンプル)の調査結果▽多核種除去設備(ALPS)の性能点検結果▽汚染水海洋放流の安全性--などの内容が盛り込まれるものと予想される。IAEAは2021年7月、福島汚染水放流計画を検証するためのモニタリングタスクフォース(TF)を構成し、これまで計6回の中間報告書を発表した。TFにはIAEA事務局職員と11カ国の原子力・放射能専門家が参加した。韓国側専門家としては、韓国原子力安全技術院(KIMS)のキム・ホンソク責任研究員が含まれた。IAEAは中間報告書を通じて、日本の汚染水浄化および放流計画に問題がなく、信頼できるという内容を強調した。