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「金日成広場に人波」 米衛星で確認…7月に閲兵式の可能性

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.23 14:23
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最近、北朝鮮で閲兵式(軍事パレード)の準備状況が見られる中、平壌(ピョンヤン)金日成(キム・イルソン)広場にも多数の人が確認された。来月の閲兵式開催の可能性と関連して関心が高まっている。

ボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送は米国の商業衛星サービス「プラネット・ラボ(Planet Labs)」の22日付の衛星写真を分析し、金日成広場の西側地帯の隅に人波と見られる点が捕捉されたと23日、報じた。

 
金日成広場でこうした動きが捕捉されたのは16日からだ。西側地帯では人と推定されるいくつかの集団が広場の所々で識別され、中心部と西側地帯では列の形態をした黒い物体が平行に並んでいて人が集まっている可能性があると、VOAは伝えた。普段は動きが多くない金日成広場では珍しいという。

先月中旬、平壌美林(ミリム)飛行場の北側にある閲兵式訓練場では数十台のトラックと多数の兵力隊列が捕捉され、北朝鮮が戦勝節(朝鮮戦争停戦協定締結日)70周年の来月27日に閲兵式を開催する可能性があるという見方が出てきた。

北朝鮮は閲兵式の2カ月前から閲兵式訓練場に兵力と車両を集結させ、1カ月前からは金日成広場で別の訓練を進める様相を見せてきた。ただ、まだ金日成広場に人がそれほど多くないため、閲兵式の準備の「初期段階」と推定される。

北朝鮮が7月に戦勝節閲兵式を開催すると推定される状況は別の衛星写真資料を通じても確認できる。北朝鮮専門メディア「NKニュース」は閲兵式訓練場の西側の空地で軍の将兵が作り出した「70戦勝」という大型文字を捕捉して報道した。今年は北朝鮮が主張する戦勝節70周年であるだけに、これに関連した文字を形成する演習をしたと推測される。

一般的に北朝鮮は5年、10年単位の記念日に閲兵式など大型行事を開催してきた。今年は戦勝節70周年であり、政権樹立75周年でもある。このため北朝鮮が政権樹立記念日の9月9日にまた別の閲兵式を開く可能性もある。

北朝鮮は今年2月8日の人民軍創建日、すなわち建軍節75周年を迎え、深夜に閲兵式を行った。当時、固体燃料大陸間弾道ミサイル(ICBM)と別のICBM「火星17型」、4連装短距離地対地ミサイル、イスカンデル型短距離弾道ミサイル、5連装巡航ミサイル、4連装超大型放射砲、そして各種戦車と自走砲などが公開された。また、昨年10月に存在が確認された「戦術核運用部隊」も初めて閲兵式に参加した。

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