2500万ドル戦闘機の不良にも中国はASに消極的…頭抱える開発途上国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.15 08:45
昨年9月、ミャンマー空軍は緊急にパキスタンの技術陣を自国に招請した。ミャンマーが保有する戦闘機JF-17に搭載されたレーダーシステムKLJ-7Aの探知正確度が深刻に低いことが明らかになり、修理を依頼するためだった。JF-17戦闘機に搭載されるべき中長距離ミサイルと空対空レーダーも契約より不足していたことが分かった。
問題はミャンマーがこの戦闘機を2016年に中国から購入したという点だ。技術の欠陥にもかかわらず中国がいかなる措置を取らないため、やむを得ずJF-17を共同開発したパキスタンに助けを求めたのだ。当時ミャンマーメディアのイワラディは「パキスタンの技術者が一部の技術問題を解決したが、依然として任務を遂行するのに適合しない状態」とし「ミャンマー政府が1機あたり2500万ドル(約35億円)を投入してJF-17を6機も導入したが使用できずにいる」と伝えた。