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【社説】韓中関係で冷や水浴びせた中国大使の不適切な言動

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.12 13:54
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韓国最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表と中国の邢海明駐韓大使の夕食会合が大きな波紋を呼んでいる。

邢大使は8日、李代表に会った席で「一部では米国が勝利して中国が敗北するほうにベッティングしているが、中国の敗北にベッティングする者は後で必ず後悔するだろう」と述べた。米中覇権競争の渦中に韓米同盟を強化してきた尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府の外交戦略を牽制(けんせい)する水準を超えて内政干渉として映りかねない不適切な発言だった。

 
邢大使の発言は事実関係からも外れる部分が少なくなかった。韓中外交関係の悪化に対して「率直に言ってその責任は中国にない」として責任を韓国側に転嫁した。北朝鮮の核ミサイル挑発脅威にもかかわらず国連安保理で北朝鮮を擁護した国の責任は忘れたような発言だ。

韓国の対中貿易赤字に対しても「一部で『脱中国化』推進を試みていることが極めて重要な原因」と主張した。だが、2016年在韓米軍のTHAAD(高高度防衛ミサイル)体系配備を理由にいわゆる「限韓令」を発動した中国の報復のために多くの韓国企業が中国市場から離脱せざるを得なくなった事実を邢大使は忘れているようだ。邢大使の不適切な言動は今回が初めてではない。2020年1月に赴任した邢大使は同年5月のメディアインタビューで香港国家保安法を公式に支持してほしいと求めながら韓国政府に圧力を加えた。キムチや韓服の起源問題でもそのごり押し主張が俎上に載せられた。

李代表と邢大使の会合は日本の福島汚染水放流問題に対して共同対応策を模索する趣旨のものだったという。だが邢大使は準備した意見文を15分ほど朗読して韓国政府を露骨に批判するのに利用した。共に民主党はこれをYouTubeで生中継したため中国の内政干渉に利用されたという指摘を避けることが難しくなった。

張虎鎭(チャン・ホジン)外交部第1次官は9日に邢大使を招致して抗議し、中国外交部も昨日、鄭在浩(チョン・ジェホ)駐中大使を呼んで対抗した。そのうえ朴振(パク・ジン)外交長官、国家安全保障室の趙太庸(チョ・テヨン)室長、金泰孝(キム・テヒョ)第1次長まで出て邢大使の発言を問題にした。邢大使の発言は誰が見ても不適切なものだったが、外交ラインが総出動してかえって邢大使の存在感を浮き彫りにした形になった。習近平体制で厳しさを増した中国式「戦狼外交」によって一層緻密な対応マニュアル開発が必要に見える。

邢大使の突出言動はタイミングも良くなかった。尹政府が韓米同盟の強化、韓日関係の正常化に続いて行き詰まった韓中関係を韓日中首脳会議などを通して良い方向に持っていこうと努力していた状況で冷や水を浴びせたためだ。外交の世界で駐在国の大使は自国の政府への忠誠心誇示よりも駐在国との善隣友好関係を維持・強化することが最高の責務だ。不必要な感情衝突を予防することが両国双方に資するという事実を邢大使が省察するよう望む。

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    【社説】韓中関係で冷や水浴びせた中国大使の不適切な言動

    2023.06.12 13:54
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    中国の邢海明駐韓大使が8日午後、中国大使官邸で韓国最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表との夕食会合に先立ち意見文を朗読している。邢大使のこの日の発言は内政干渉という批判を受けている。キム・ヒョンドン記者
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